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M.M CLUB

洋楽と邦楽

洋楽と邦楽って何が違うんでしょうね

洋楽=歌詞が英語

邦楽=歌詞が日本語

うーん正解!!

ってな感じで簡単だったらこんな事考えないで済むのですけどね

でも歌詞が日本語か海外の言語かってのはあながち間違ってない気もします。

もちろんそれだけの違いだったら日本語の方が良いわけで

”洋楽だけど好きな曲”

もあって良いけど基本母国語の方が意味もわかるし、歌いやすいし、口ずさめるし、洋楽聞く意味なんてないですよね

実際邦楽しか聞かない方ってそういう理由の人が多いと思いますし僕自身20歳すぎるまでに聞いた事がある洋楽ってマイケルジャクソンのスリラーとゴーストバスターズのサントラ、フットルースのサントラ、あとはプロレスの武藤敬司が当時入場曲に使ってたEUROPEのファイナルカウントダウン、ビートルズのどれかレッドツェッペリンの1.2.3.4枚目くらい

フットルースのサントラは後に洋楽を好きになるときの後付けの理由に大きく役立つのですが(苦笑)実際洋楽はほとんど聞かず邦楽オンリーでした

前にも書いた通り私の中3〜高校生、美容学校時代はバンドブーム最盛期でして

「音楽がないと死んでしまう」

ってなくらいに毎日毎日カセットテープをそれこそ擦り切れるほど聴いてました

邦楽を!

ではなんで今洋楽を聴いているのか

洋楽しか聴かない人がいるのか

もちろんカッコつけもあるとは思います(それがかっこいいかどうかは置いておいて)

でも根本的なところにはカッコつけではなく単純に

「洋楽の方がカッコイイ曲が多い」

という部分があると思います。

カッコイイ曲が多いというのは邦楽にもカッコイイ曲もあるし洋楽にもカッコ悪い曲があるからです

”カッコイイ””カッコワルイ”は個人の感想であって客観的な評価ではない

確かにそうです。

ではかっこいいってのは何を指してかっこいいと言っているのか

それは音楽の新しさです。革新性といってもいい。

要は今までなかった音楽を作り出しているかどうか、聞いたことのない音楽を作っているかどうか

そういった部分が洋楽には圧倒的に多くすでにベテランになったアーティストは別ですが(そういったアーティストは逆に安定を求められる事が多い)まだ数枚しかアルバムを出していないアーティストはらしさを残しながら常に新しいものを作り続ける事が求められる。

そういったアーティストは圧倒的に海外に多いです。

70年代から日本にもそういったアーティストは存在して95年頃から2000年代前半くらいまではそういうアーティストが海外で評価されるようなことも多かったと思います

また90年代以降はそういうアーティストも日本でも受け入れられ洋邦両方のフェスに出演したりしていたのですが2000年台後半からそういったことは少なくなってきたのかな?

今の日本の音楽、かっこいいかな?新しいかな?革新的かな?今までなかった音楽を作り出してるかな?

さて歌詞の話

先ほどのフットルースのサントラ、ロックの名曲ぞろいなのですが何曲か日本のアーティストによってカバーされてます

それも映画の公開からさほど時間が経ってない時期に

HERO 麻倉未稀

I'm Free 渡辺美里

never mie(ピンクレディーのミーちゃん)

これらの曲が夜ヒットやベストテン、トップテン等の音楽番組で歌われていたのですが決して歌の下手な人たちのカバーではないのですが原曲の方がかっこいいんですよね。

ただ圧倒的に歌詞がかっこ悪かったw

最近の(昔からそうなのかな)邦楽ファンというかjポップファンって歌詞がすごく大切なファクターになっているんだろうなーと思わせられます

どんな歌詞が好きかというのはまた人それぞれという部分があるのでしょうが曲の良さよりも歌詞が胸に刺さるかって部分がより重要なんでしょうね

だから日本では歌のないインストゥルメンタルの曲ってほとんど流行らない

まあ歌えないしね

海外でも本当に売れる曲は歌詞がある曲ですしその歌詞に内容がすごく評価の対象になります。

しかし日本ほどインストのバンドが評価低いことはないですし、基本的には曲が良いかどうか

アレンジが良いかどうか、歌も楽器である、という部分そこが邦楽と洋楽の根本的な違いなのかな?

と思ったりします。

昨今のヒップホップの隆盛でロックは斜陽部門に追いやられた部分が否めません

またアメリカ発のアーティストにはカントリーテイストが濃いSSW(シンガーソングライター)も多く

ラッパーもsswも歌詞を観客に歌わせるシーンが多いです

そういったとき日本の観客はサビですら英語で歌えない状況にあり盛り上がりに水を差す場面が多いようです

そういったことを考えると

「詩なんてどうでも良いんだ良い曲ならそれで良い」

といった姿勢でいるのも自ら好きな曲との出会いやアーティストと観客との一体感を妨げる要因になるのかもしれませんね

私も日本人がすごくかっこ良い曲を作ってそれに素晴らしい歌詞が乗ったときの感動を味わえたらどんなに素晴らしいかと夢想します

日本人で世界に通用するアーティストが出てきてくれることを願っています


by fieldofheaven | 2019-01-22 17:57 | 音楽
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